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今回は目の情報ではなく、当院が立地します名古屋市港区のご紹介をさせていただきます。
名古屋市港区は面積45.69km2、名古屋市の区のなかで、最大の面積を誇ります。一方、人口は平成26年4月時点で144,909人と9番目で、平成17年頃をピークに徐々に減少しつつあります。
港区は、大きな繁華街もなく名古屋市の区の中では少しマイナーなイメージがありますが、レジャー・観光スポットには事欠きません。シャチやペンギンなどが見られる名古屋港水族館は、トリップアドバイザーの名古屋観光スポットランキングでは名古屋城や名古屋市科学館を抑えて3位です。その近くには南極観測船ふじの展示や、大きな観覧車のある遊園地があります。また、毎年海の日に開催される名古屋みなと祭のフィナーレを飾る花火大会は毎年30万人を超える人気イベントです。
2011年3月にオープンしたJRリニア・鉄道館も人気スポットのひとつで、蒸気機関車・新幹線・超電導リニアが並んでいる姿は圧巻です。N700系新幹線の実物大の運転台で運転操作を体験できる運転シミュレータがあり、かなり本格的ですが、こちらは抽選で休日はなかなか当たりません。また、日本最大級の鉄道ジオラマもあり、鉄道マニアでなくても楽しめる施設となっています。 |
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【リニア車両 MLX01-1 (リニア・鉄道館にて)】 |
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そのほかにも、各種イベントが開催される名古屋市国際展示場、夏に賑わうサンビーチ日光川プールがあります。また日本初のフットサル専用アリーナであるテバオーシャンアリーナがあり、愛知県が招致に乗り出した2020年フットサルワールドカップが実現すれば有力なメイン会場候補となります。さらに、デンマーク玩具「レゴ」のテーマパークであるレゴランドが、2016年に日本で初めて金城ふ頭に開園予定です。小さなお子さまのみえるファミリーには絶好の観光スポットとなりそうです。 |
一方最大の懸念事項は南海トラフ巨大地震の発生で、最大クラスの地震が発生した場合、港区は名古屋市内で最も被害が多く、震度7、3.6mの津波が押し寄せ、区内の7割が浸水すると予測されています。そのため区内各地で津波避難ビルが指定され、各小中学校でも避難ビルとしての整備が進んでいます。名古屋市は各中学校を医療拠点化し、震度5強以上の地震で大きな被害が想定された場合は市医師会の医師が集まって医療救護班を結成し、けが人の治療など基本的な医療にあたるとしています。しかし、実際に震災が起きた場合にはライフラインや交通インフラも崩壊するため大きな不安が残ります。 |
2014年7月1日掲載 |
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