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 院長の野村です。はやいもので平成16年5月に、この港区春田野の地に開院させていただいて3年が経ちました。特に大きなトラブルもなく過ごせましたことはひとえに地域のみなさまのご理解と関係者のみなさまのご支援の賜物であり、深く感謝いたしております。
 3年間診療を続けていますと驚いたり慌てたりすることもありました。やはり一番慌ててしまうのが外傷です。先日も飛んできた物が目にあたり角膜(くろめの部分)が裂けてしまった患者さんが飛び込んできました。当院では手術ができませんので、中京病院さんに急いで連絡を取り至急行っていただきましたが、受傷後6時間を経過すると予後が悪くなるといわれていますので、かなり差し迫った状況でした。その他にも野球のボールが当たって目の中に出血してしまったり、おもちゃが当たって角膜に傷がついてしまったり・・・。目の外傷は表面的には見えない網膜に穴があいてしまうこともあります。表面的に傷がなく視力もいいからといって放置しないで眼科で精密検査を受けるようにしていただきたいと思います。
 また、なんとなく見づらいからといって来院されて、視野検査をしてみると脳腫瘍だったということもありました。視力も良くて眼底(目の奥)も特に問題がなかったので念のために視野検査をしてみたら発見されました。全く予想していなかったので驚くとともに、見落とさなくてよかったとほっとした記憶があります。
 毎年5月から6月は学校検診のお子さんが大勢おみえになります。4〜5年生から近視になってしまうことが多いのですが、早いお子さんですと1年生から近視になっていることもあります。なかなかトレーニングでは良くなりませんから、視力が0.5以下のお子さんにはメガネをお勧めしています。しかし、同じ子供を持つ親の立場からみると、小学校低学年のうちからメガネを掛けさせたくないという心情も非常によく理解できますので対応に苦慮する場合も多いのが実情です。最終的にはお子さんがどの程度困っているのかを確認しながらメガネの処方をどうするのか決めていくようにしています。
 医療にはこれがベストと断定できる事項は多くありません。患者さんと同様に私たちも日々勉強をしながら試行錯誤して経験を積んでいくことになります。今後もより良い医療を提供できるようにこれまでの経験を生かしながら診療に当たらせていただく覚悟です。みなさまも苦情やご要望がございましたら遠慮なく当方までお伝えいただければ幸に存じます。
 今後ともよろしくお願いいたします。
なんよう眼科クリニック
院長  野 村 秀 樹
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