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色覚検査について

 色覚の検査には、1)仮性同色表2)パネル D-153)アノマロスコープなどがあります。
1)仮性同色表とは、いくつかの色を点状に配置し数字などが描かれたもので、色覚異常の場合には見えないけれど正常の場合には見えたり、逆に色覚異常の場合のみ見えたりするように作られています。検査が簡単で軽度の色覚異常の場合でも検出可能です。仮性同色表では色覚異常の有無はわかりますが、その程度までは判定できません。

 仮性同色表には、石原表、石原・大熊表、東京医大表などの種類があります。当院では石原表を用いています。
仮性同色表:石原表
【仮性同色表:石原表】
2)パネル D-15は、色が少しずつ違う15個のキャプを似た色の順に並べていく検査です。パネル D-15が正しくできれば色覚異常は中等度以下、正しくできなければ強度の色覚異常と判定されます。
パネルD-15
【パネル D-15】
3)最終的に色覚異常の確定診断を下すためにはアノマロスコープによる診断が必要です。ただ、特殊な機器のため大学病院や色覚を専門とする眼科医のいる施設にしかありません。
 パネル D-15が正しくできれば、通常の日常生活を送る上であまり不都合はありません。もし色覚異常が気になられるようなら一度検査を受けてみるのもよいでしょう。
2011年6月1日掲載 
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