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正常視神経乳頭と視神経乳頭陥凹拡大
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ドライアイによる表層角膜炎
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睫毛乱生(ショウモウランセイ):俗に「逆まつげ」
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白内障
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結膜結石
正常視神経乳頭と視神経乳頭陥凹拡大
▲ 正常視神経乳頭
▲ 視神経乳頭陥凹拡大
視神経乳頭にはまんなかに、正常でも生理的陥凹がありますが、緑内障になると視神経線維の数が減少して、陥凹が拡大します。眼圧が高くない正常眼圧緑内障では、発見の唯一の手がかりになります。
ドライアイによる表層角膜炎
ドライアイとは涙が少なくなって眼表面に障害が生じる状態です。程度が強いと写真のように角膜に点状の傷が生じ、表層角膜炎を引き起こします。この写真は角膜表面の傷がよくわかるようにフルオレセインという染色液で涙を染めています。
睫毛乱生(ショウモウランセイ):俗に「逆まつげ」
年齢とともに睫毛の生える向きが乱れてきます。写真のように睫毛が眼球の方へ向かって伸びてきて、角膜に触るようになると目がゴロゴロしますので、抜去するのが一般的です。ただ、抜去しても1ヶ月程度でまた伸びてきてしまいます。
白 内 障
白内障とは目のなかの水晶体というレンズが濁ってしまう疾患です。レンズが濁るとスリガラス越しに見るのと同様に、全体にぼやけて見えます。視力が下がってきて日常生活に不自由を感じたら手術を検討してみても良いと思います。
結 膜 結 石
胆石と同様に、まぶたの裏側に石が溜まる状態です。異物感を感じる場合は摘出します。
2005年5月1日掲載
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