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アイフレイルとは、加齢による目の機能低下です。 |
最近フレイルという言葉をよく耳にするようになりました。フレイルとは「加齢に伴い身体の様々な機能が低下することによって、健康障害に陥りやすい状態」を指す概念です。フレイルになると近い将来要介護状態となりやすくなるため、国の対策が取られており、2020年から75歳以上の後期高齢者のかたへ「フレイル健診」が開始されています。 |
アイフレイルをもう少し詳しく説明すると、「加齢に伴って眼が衰えてきたうえに、様々な外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、また、そのリスクが高い状態」です。日本眼科学会では2021年からアイフレイルという概念の普及を進めるための活動を行っています。 |
眼の機能は40代頃から衰えてきます。ドライアイ、老視から始まり、徐々に白内障、緑内障、黄斑変性症などのリスクが高まってきます。いずれの疾患も突然症状が出るわけではありません。最初は「なんとなく見にくい」や「目が疲れやすい」などの自覚症状から始まることがほとんどです。その段階で眼科を受診していただき、眼の疾患を早期に発見できれば、適切な予防・治療が可能となり、進行を遅らせること、症状を緩和させることが期待できます。
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日本眼科学会ではアイルレイル啓発公式サイトを作成し、アイフレイルチェックリストを掲載しております。
(https://www.eye-frail.jp/checklist/) |
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“ 守ろう目の健康、防ごうアイフレイル ”
(2023年「目の愛護デー」標語より) |
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