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MYAHにより、眼軸長測定と角膜形状解析が短時間で一度にできるようになりました。眼軸長とは眼球の前後径のことで、眼軸長を測定することにより眼球の大きさが把握できます。ヒトは成長とともに眼球も大きくなりますが、強度近視では眼球が大きくなりすぎて緑内障、黄斑変性症、網膜剥離などのリスクが高くなります。そのため近年では学童期から近視の進行を抑制することが大切だといわれるようになってきました。眼軸長を測定すること将来強度近視になる可能性を推測することができ、学童期のうちから近視に対する取り組みをお伝えできるようになります。
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図1:強度近視
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また、角膜形状解析は特に円錐角膜の診断に威力を発揮します。これまでは角膜曲率半径と細隙灯顕微鏡検査などにより円錐角膜を診断してきましたが、角膜形状解析ができればより早期に診断することができ、その後の治療を早期にご案内することができるようになります。 |
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図2:軽度円錐角膜
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図3:強度円錐角膜
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